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鎌倉・長谷寺の紅葉2014を攻略!裏大仏ハイキングコースとは?

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どの季節に訪れても古都鎌倉を楽しむことはできますが、深まりゆく秋の散策も趣があっていいものです。

それというのも、神奈川県内にある有名な紅葉スポットのひとつとして長谷寺(長谷観音)の存在があるからです。

しかも、長谷寺は日没と同時に紅葉のライトアップをしてくれるので、その風情に浸りに訪れる観光客は後を絶ちません。

鎌倉で唯一紅葉のライトアップをしている長谷寺の、2014年紅葉情報をご紹介いたします。

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長谷寺(長谷観音)の魅力

長谷寺は、梅、牡丹、水連、紫陽花、花菖蒲、蓮、桔梗、藤袴など、一年中、四季折々の様々な花を楽しめる『花の寺』として知られています。

通年、花が絶えることなく、その様子から『鎌倉の西方極楽浄土』という異名も。

そして、秋も深まる頃には、山茶花千両万両に加えて、いろは楓(かえで)の見事な紅葉で長谷寺一面が色づきます。

鎌倉エリアには紅葉の名所がいくつかありますが、このエリアでは唯一の紅葉ライトアップも楽しめます。

長谷寺の宝物館は、今年の4月から来年秋頃まで、大規模改修が実施されるために休館となっていますが、日本最大級の木造観音像である、御本尊の『十一面観音菩薩像』(長谷観音)、鎌倉の海と街並みが一望できる見晴台眺望散策路など、見どころはたくさん。

長谷寺をゆっくり歩くだけで、心が洗われて、清々しく落ち着いた気持ちになれます。

見ごろ時期&紅葉ライトアップ情報

例年、紅葉の見ごろは11月中旬~12月初旬

池の周囲がライトアップされて、紅色や黄金色に色づいた紅葉が、幻想的に揺らめく様子を堪能できます。

ライトアップイベント(夜間特別拝観)に関しては、今年はまだ発表がないのですが、昨年は11月23日~12月8日ということからも、この時期は公式サイトを要チェックです。

2013年と同様であれば、

料金:中学生以上/300円、小学生/100円
    ※団体割引あり
時間:平日 → 日没から18:30(閉門18:00)
   土日祝日 → 日没から19:00(閉門18:30)

となります。

アクセスは、江ノ電『長谷駅』より徒歩約5分です。

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鎌倉紅葉見どころ散策

長谷寺の紅葉のライトアップは日没とともに開始ですが、鎌倉には他にも紅葉の名所が点在していますので、せっかくなので他の紅葉スポットも回りたいものです。

昼間に他のスポットで紅葉狩りを楽しみ、〆に長谷寺の紅葉ライトアップというプランはいかがでしょうか?

そして、せっかくなら、長谷寺界隈の『鎌倉の大仏』で知られる高徳院や、樹齢200年に及ぶカイドウがあることで知られている光則寺も立ち寄ってみましょう。

JR北鎌倉駅で下車して、紅葉名所を巡りながらハイキングコースを抜け、高徳院、光則寺にも寄りながら長谷寺までという、『裏大仏ハイキングコース』(約4.5km)は、見どころ満載でおすすめです。

北鎌倉駅を出ると、円覚寺、東慶寺、浄智寺などの紅葉名所が集まっていて回りやすいコースですし、途中の源氏山公園ではお弁当を広げることもできます。

北鎌倉駅からのおすすめコースはコレ!

JR『北鎌倉駅』円覚寺(拝観料/300円)→ 東慶寺(拝観料/200円)→ 浄智寺(拝観料/200円)→ 源氏山公園 →(化粧坂切通し)→ 高徳院(拝観料/200円)→ 光則寺(拝観料無料)→ ちょっと一息 → 長谷寺紅葉ライトアップ)→ 江ノ電『長谷駅』

モデルコースお楽しみひと口メモ

JR横須賀線『北鎌倉駅』を出たら、まずは円覚寺に向かいましょう。

円覚寺では、山茶花や紅葉とともに、国宝の仏舎利殿(日本最古の唐様式建築)もはずせません。

そして、円覚寺から鎌倉方面へ道を行くと、縁切り寺(駆け込み寺)として知られている東慶寺が見えてきます。

ここは、西田幾多郎高見順小林秀夫などの著名人のお墓があるお寺としても有名です。

東慶寺の次は浄智寺へ向かいましょう。

浄智寺は、北鎌倉駅から鎌倉方面へ徒歩10分くらいのところにあります。

浄智寺の境内奥の洞窟内には、『鎌倉・江の島七福神めぐり』の布袋様が立っています。

布袋様のお腹をさするとご利益があるとされていますので、ぜひさすっていきましょう。

この浄智寺から、寺の前を抜ける、源氏山へ向かうハイキングコースへ入ります。

ここの登山口の石段はちょっと急ですが、あとはそれほどアップダウンがないのでご安心を。

源氏山公園では、モミジと約400本の桜の美しい紅葉を楽しめます。

ここでお弁当を食べるのもOK。

そして、元気のある人は紅葉スポットの穴場とも言われている『化粧坂切通し』(けわいざか きりどおし)まで少し足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

源氏山ハイキングコースの出口まできたら、次は高徳院に向かいます。

高徳院は、温和なお顔立ちの大仏様(阿弥陀如来)が目印です。

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『鎌倉の大仏』で親しまれている高徳院の大仏様は、高さは11.3mもある鎌倉のシンボルです。

大仏様の胎内に入ることもできます。

高徳院の次は、長谷寺方面へ続く道の間をちょっと上った所にある光則寺(こうそくじ)です。

市天然記念物指定の、樹齢200年に及ぶカイドウがあることで知られている光則寺も、長谷寺同様、四季を通じて絶えず花が咲いていて、目を楽しませてくれます。

カイドウは4月が見頃なのですが、紅葉も見事です。

そして、クライマックスは長谷寺です。

ライトに照らし出された幻想的な紅葉をお楽しみください。

寄り道するなら

モデルコースは全長約4.5kmですが、見どころがいっぱいで、それほど距離を感じずに回れてしまうのではないでしょうか。

そして、長谷寺に日没前に着いてしまいそうなときは、近くの『カフェ 坂の下』『Bergfeld』(ベルグフェルド)長谷店などでお茶を。

『カフェ 坂の下』ではパンケーキがおすすめです。

カフェ 坂の下
住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下21-15
TEL:0467-25-7705

また、ドイツ菓子やパンを扱う『Bergfeld』では、ケーキ類がどれも美味しいと人気です。

Bergfeld 長谷店
住所:神奈川県鎌倉市長谷2-13-47
TEL:0467-24-9843

余談ですが、どちらも、ドラマ『最後から二番目の恋』の、自宅兼カフェのモデルとなった古民家風のカフェ(カフェ 坂の下)だったり、ワンシーンで使われたカフェ(Bergfeld)だったりします。

ここでゆっくり一息ついて、〆の長谷寺紅葉ライトアップに向かいましょう。

まとめ

桜の季節に夜桜を楽しむのと同様に、長谷寺なら、夜間ライトアップで夜の趣たっぷりな紅葉を楽しめます。

また、いつでも、何度行っても楽しめる古都鎌倉ですが、紅葉の季節は一面が見事に色付いてまさに圧巻。

日に日に気温が下がっていく晩秋の鎌倉を、紅葉を愛でながらゆったりと歩みを進めてみて下さい。

日没後ではなく、昼間に長谷寺を訪れるときは、長谷寺内のお食事処の『海光庵』(かいこうあん)でランチやお茶をするのもおすすめです。

眺望が抜群で、窓からは、鎌倉の街並や由比ケ浜を臨みながら、1,000円前後で長谷寺うどんお寺のパスタなどを楽しむことが出来ます。

紅葉は、夏や秋の気候によって、毎年色合いは違ったものとなりますが、今年は果たしてどうなるでしょうか?

今からとっても楽しみですね。