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真庭・普門寺の紅葉2014の見頃は?四季桜とのコラボは必見!

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『花の山寺』として知られる岡山・真庭(まにわ)の普門寺(ふもんじ)は、春はシャクナゲ、初夏はアジサイ・ユウスゲ、秋は蕎麦の花・紅葉・桜、冬は南天の実など、四季折々美しい花で包まれます。

そして、季節の中でも見応えがあるのが、秋の紅葉シーズンです。

この時期は紅葉だけでなく、春と秋の年に2回の花を咲かせる『四季桜』も見ごろとなり、白に近い、淡いピンクの桜の花と、赤く染まった木々の紅葉とのコラボレーションが、毎年話題となります。

岡山・真庭は、この普門寺以外にも、周辺に立ち寄りたい紅葉名所が点在し、秋の紅葉巡りを計画するにはもってこいのエリア。

1日満喫できる秋の紅葉絶景コースなど、2014年の紅葉を、たっぷり楽しむための情報をご紹介します。

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普門寺とは?

岡山県真庭市の中心部から、やや南側に位置する普門寺は、『花の山寺』という異名でも広く知られています。

四季折々の花で姿を変える寺は、見る人の心を和ませ、季節を肌で感じながら、趣のある散策を楽しめます。

とくに、秋の紅葉と四季桜のコラボレーションは普門寺の見どころ。

寺一帯にある50本ほどの四季桜は、少しずつ開花していくので、一度に満開を迎えることはなく、見ごろも一時期だけにとどまらずに、11月下旬まで続きます。

四季桜は、寺の白塀横道路脇花見庵の裏手で見ることができます。

四季桜は、モミジの赤が強いので白く見えますが、よく見ると、ほんのりピンクがかっています。

可憐な四季桜と真っ赤な紅葉を、一緒にカメラに収められる貴重な紅葉名所なので、ぜひ記念撮影をしていきましょう。

紅葉の見ごろと普門寺基本情報

例年、11月上旬より色付き始め、中旬から下旬までが紅葉の見ごろとなっています。

四季桜と紅葉のコラボレーションは、11月いっぱい楽しめます。

拝観料:無料

駐車場:無料

アクセス:

 JR姫新線『美作落合駅』より車で約15分
 中国自動車道『落合IC』より車で約15分

普門寺周辺のおすすめ紅葉名所

普門寺は、岡山県真庭市にありますが、普門寺に来たからには、他にも回っておきたい真庭の観光スポットがいくつかあります。

高原リゾート、名湯、旧街道、四季の絶景など、観光にはもってこいのスポットが勢揃いしているのが、真庭なのです。

今回は、秋の真庭を紅葉狩りメインで楽しみます。

自然の中で紅葉狩りを楽しめる『神庭の滝』(かんばのたき)や『美甘渓谷』(みかもけいこく)、そして紅葉狩りではありませんが、古き良き日本を感じることのできる勝山の町並みなどは、普門寺と併せて、ぜひ立ち寄っておきたいものです。

自然と歴史を体感できる真庭エリアでは、ちょっと欲張って、あちこち訪れてみるのが楽しむポイント。

最後は名湯で疲れを癒せば、大満足の小旅行となります。

1日楽しめる紅葉狩り堪能ドライブルート!

中国自動車道『落合IC』普門寺 →(勝山・町並み保存地区)→ 神庭の滝(料金:大人\300)→ 美甘渓谷湯原温泉

ドライブルートの回り方

落合ICを降りたら、まずは、紅葉四季桜を一度に楽しめる普門寺へ。

春の満開の桜といったような華やかさはありませんが、赤いモミジと、薄いピンクの可憐な桜との趣あるコントラストは、味わい深いものがあります。

お寺に入ると立派な日本庭園もあり、こちらは、庭園の木々の緑と紅葉の赤との、美しい対比を楽しめます。

普門寺には、花見庵『蕎麦きり』を楽しみに訪れる人も多く、ここで紅葉と桜の景色を楽しみながら、軽く食事を済ませてしまうのもいいものです。

花見庵
住所:岡山県真庭市田原山上2127 普門寺
TEL:0867-52-0739

普門寺の次は、紅葉狩りついでに、『勝山・町並み保存地区』の観光でノスタルジックな気分にひたりましょう。

下の地図の目的地は、町並みの南端にある『勝山文化センター』にしてあります。駐車場もあるので、こちらに車をとめて町並みを散策してみると良いですね。

出雲街道の要衝として栄えたこの地区では、昔ながらの旧家武家屋敷酒蔵などの、レトロ感たっぷりの建物を見て回ることが出来ます。

48作目『男はつらいよ』の、1シーンの舞台となったのもここ。

古民家を利用したカフェや土産店もあるので、楽しめます。

観光を楽しんだら、今度は『神庭の滝』で紅葉狩りです。

高さ110m、幅20mの神庭の滝は、その規模西日本一。

そんな迫力ある滝と渓谷林の見事な紅葉は、見応えがあります。

日本の滝百選、そして日本百景にも指定されていますので、ぜひ立ち寄って、圧巻の眺めを楽しんでください。

また、新庄川の中流域の、およそ6km続く『美甘渓谷』の紅葉も見逃せません。

紅葉と、豊かな水量を誇る渓谷の絶景を堪能しましょう。

釣りスポットでもあるので、釣りを楽しんでいる人がたくさんいますよ。

そして、最後は名湯『湯原温泉』で1日の疲れを癒します。

ここは、湯原ダム下流の旭川沿いに広がる温泉地。

ダム前には、シンボル『露天の砂湯』(入浴無料・24時間OK)があります。

ちょっと寄り道

普門寺で紅葉と四季桜を楽しんだ後、道の駅『醍醐の里』(だいごのさと)にちょっと寄り道してみませんか?

地元農家直送の新鮮野菜もあれば、醍醐桜がモチーフのお土産も、数多く取り揃えられています。

桜名所ということで、売店では、春に限らず、桜ソフトクリーム、桜たいやきなど、桜スイーツが並びます。

旅の思い出に、ここならではの桜スイーツを味わっていきましょう。

道の駅 醍醐の里
住所:岡山県真庭市鹿田391-1
TEL:0867-52-8040

最後に

普門寺の名前が広く知られるようになったきっかけは、秋に楽しむ『紅葉と桜』

普門寺の秋は、紅葉と四季桜で、しっとりとした美しさに包まれます。

細い山道の先にあって、少々行きづらくはありますが、それでも大勢の人が訪れ、お寺の中だけでなく、外からの景観も楽しんでいます。

お寺の前には、かやぶき屋根の土産店や、門前茶屋などもありますので、のぞいてみましょう。

今回の紅葉狩りルートにはありませんが、元気のある人は、『蒜山高原』(ひるぜんこうげん)や、鳥取県との県境にある絶景ポイントの『鬼女台』(きめんだい)にも足を伸ばしてみて下さい。

蒜山高原では、一面に広がるススキが風に揺れる風景を、標高869mの鬼女台から日本百名山である大山方面を臨むと、素晴らしい紅葉、そして絶景を楽しむことができます。