就職難と言われる時代が続く日本で、より良い就職先を勝ち取るためには、有利な資格を持っておくことも大切です。
そんな中で注目を集めているのが、独学でも資格を取得することが可能な『調剤薬局事務』です。
では、この調剤薬局事務の資格は、どのような方法で取得することができるのでしょうか?
AKB横山由依が合格!
調剤薬局事務という資格について、『なんだか難しそう』というイメージを抱いている方は多いでしょう。
また、『勉強する時間が無いから、そんな本格的な資格取得なんて無理!』と考える人も少なくありません。
ですが、実はこの資格、メディアで大活躍している多忙なアイドル、AKB48の横山由依さんが合格しているのです!
つまり、忙しいアイドルでも取得することができる、チャレンジしやすい資格であるということが分かりますね。
もちろん、勉強しなくても取れるというわけではありませんが、上手に隙間時間を活用すれば、アイドルでも取得できる資格なのです。
そう考えると、ぜひチャレンジしてみたくなりますね。
調剤薬局事務の資格とは?
では、そもそも調剤薬局事務の資格というのは、どういうものなのかが気になりますよね。
調剤薬局事務の資格は、国家資格ではなく、民間資格です。
そのため、比較的難易度も低く、気軽に挑戦することができるという魅力があります。
しかし、いくら国家資格ではないからといっても、侮ってはいけないのが調剤薬局事務です。
この資格保有者の需要は、医薬分業が進む現代日本において、どんどん増しているのです。
そんな調剤薬局事務の資格は、仕事をしながらでも、主婦の方でも、気軽に取得を目指し、就職にも役立てることができるということで、大変な人気となっています。
調剤薬局事務のお仕事
では、具体的に、調剤薬局事務の資格を取得した人は、どのような仕事が行えるのでしょうか?
調剤薬局事務という仕事は、調剤薬局で保険を確認したり、調剤報酬明細書というレセプトを作成したりする事務の仕事を行います。
また、受付、会計といった仕事もこなし、薬剤師の仕事を全面的にサポートします。
薬局での勤務ということで、勤務時間帯が安定しており、家事や育児とも両立しやすいのが魅力です。
調剤薬局事務の試験の内容は?
調剤薬局事務は民間資格のため、認定する協会や団体によって、資格の名称や試験内容が若干異なります。
ここでは、先に紹介した横山由依さんも合格した、ユーキャンの調剤薬局事務を一例として紹介しますね。
こちらでは、なんと、テキストを見ながら行えてしまうという『在宅試験』が可能となっています。
そのため、試験の日程のために仕事を休んだりする必要も無く、気軽に受けることができます。
試験内容は、出題された『書類』をきちんと作ることができれば合格です。
このような試験内容になっているのは、調剤薬局での実際の仕事自体が、資料を見ながらこなす内容だからです。
また、希望すれば会場での試験を受けることもでき、こちらは年に6回開催されています。
試験内容は、学科のマークシートが10問、実技はレセプト作成と点検が3問です。
これらの試験内容に、学科は70点以上、実技は1問につき50%以上、全体で70%以上正確であれば合格となります。
調剤薬局事務資格は難易度が低めですので、合格率は40~60%となっています。
しっかり基本を勉強していれば、手が届かない資格ではありませんね。
受験料は、通信教育講座とは別で5,700円となっています。
独学で合格するためのコツとは?
いくら難易度の低い資格であるとはいえ、専門性の高い分野ですので、通信教育などを利用してサポートを受けることをおすすめしますが、なかには『独学』で合格を目指したいという人もいますよね。
わたしの経験から一つ言えることは、調剤薬局事務の仕事は慣れが大切ということです。
仕事が休みの日に一気に勉強するよりも、空いた時間にコツコツと身につけていくことを心がけましょう。
毎日10分でも、テキストを元に勉強していくことが、合格への近道となります。
電車での通勤時間なども有効活用しましょう。
調剤薬局事務の関連資格
調剤薬局事務の関連資格として、最も需要が高いと言われているのが、『調剤報酬請求事務専門士』です。
この資格は、3級~1級までがあり、2級と3級に関しては在宅での受験が可能です。
ただし、1級に関しては会場での試験のみとなっており、難易度も高まります。
調剤報酬請求事務専門士という資格は、接遇マナーや薬剤の基礎知識、医療保険制度や関連法規などの専門的な知識も必要となり、また、実技ではレセプト作成のスキルも問われます。
1級の合格率は20%前後と、非常に難易度が高くなりますが、持っておけば必ず役立つと言える資格ですね!
まとめ
調剤薬局事務の資格は、今後もますます注目を集めていくと考えられる、人気の資格です。
持っておいて損は無い資格ですし、気軽にチャレンジできますので、ぜひ独学で資格取得を目指しましょう!