待ちに待った長期連休がやってきた!・・・なんて、手放しで喜べるのは、せいぜい小学校の4年生あたりまで。
小学校の高学年~中学生にもなると、部活や塾の講習で忙しいという状況が増えてきます。
そんな時に、一番嫌な宿題が『読書感想文』です。
読書感想文に毎年悩まされて、最終的に『あとがき』を書いてしまうなんて方も少なくないのではありませんか?
でも大丈夫!
読書感想文は、きちんとコツさえマスターすれば、誰もが入選できるような素敵な読書感想文が書けてしまいます。
では、親に頼らなくても簡単に書けちゃう読書感想文の書き方のコツを、皆さんにこっそりご紹介しましょう。
まずは本選びが最重要!
今まで読書感想文に使用する本を、どのように決めていましたか?
課題図書の中から
図書館でなんとなく
友達と合わせてみた
もしも、皆さんがこのように読書感想文の本を選んでいたのなら、直ちにその考えは捨ててください。
本選びは、読書感想文を書く上でとても重要な入口です。
どの本を読書感想文に使用するか迷ったら、まず最初に、『共感できる部分があるかどうか』という基準で選ぶようにしましょう。
家族構成や自分の境遇、今ある交友関係などを元に本を探せたら、それがベストです。
絶対に押さえておきたいポイント
読書感想文の命とも言える『最初の文章』。
ここは、絶対に押さえておきたい重要ポイントです。
皆さんも経験あると思いますが、出始めがつまらない映画は眠くなりますよね。
その後、どんなに面白い展開になったとしても、読者がつまらないと判断して、見る気が失せた時点で終わりです。
これは、連続ドラマなどでもよく見られることです。
第一話がつまらないドラマは、どんなにキャストが豪華でも、二話目からは視聴率がガクンと落ちます。
今でも、このようなドラマはありますよね。
このように、最初の印象が、全体の出来の7~8割を占めてしまうといっても過言ではありません。
自分が見ても目を引くような、インパクトのある出だしの文章を考えましょう。
(例)
・セリフを最初に持ってくる
・インパクトのある言葉を持ってくる
このように、読者を惹きつけるのが大切です。
絶対にやってはいけないNGポイント
読書感想文を書く上で、絶対にしてはいけないのが、本のあらすじや感想をひたすら書くという行為です。
たとえば、『うらしまたろう』を例にとりましょう。
『この本は、浦島太郎という人が、助けた亀に乗り、竜宮城に行きます。
そこで楽しい時間を過ごしますが、玉手箱をうっかりあけてしまい、おじいさんになってしまいました。
私なら絶対に玉手箱を開けません。
なぜなら、おばあさんになりたくないからです。
おじいさんになった浦島太郎は可哀想だなと感じました。』
こんな感想文に、皆さんは感動したり感心したりできますか?
ただ思ったことを書くだけでは感想文とは言えないのです。
読書感想文をいかに興味深いものにするか?
本が『うらしまたろう』であっても、
なぜ浦島太郎は玉手箱を開けてしまったのか?
どうして竜宮城に長くとどまってしまったのか?
というように、感情を掘り下げていきます。
また、逆の発想で、取り残された浦島太郎の家族の気持ちを掘り下げる、というのも一つの手です。
魅力的な読書感想文を書ける人というのは、
・思わず頷くほど共感できる
・自分には出てこない発想に感心する
このような文章が書ける人のことを指します。
うらしまたろうで感想文を書いた場合の切り口としては、
・自分だったらそもそも亀を助けるのか?
また、どんな助け方をするのか?
・助けた亀の恩返しについていき、飽きるまで遊ぶ気持ちとは?
・待っている家族のことは考えなかったのか?
・そもそも浦島太郎は亀を助けた良い人なのだろうか?
このように、重要ポイントとなる発想や切り口をピックアップして、自分の気持ちとリンクさせていくのが、書き方のコツとなります。
まとめ
誰にでもわかる物語ということで、『うらしまたろう』を例に出しましたが、実は、読書感想文には、文章を書きやすい本があることも事実です。
たとえば、中学生であれば『走れメロス』。
これは、教科書にもでてくる典型的な読書感想文向きの本です。
特に、思春期の友情関係や、疑心暗鬼になってしまう不安定な気持ちなどを上手に表現するには、最適な本と言えるでしょう。

最後に、読書感想文をうまく書くには、
・共感できる本を探す
・読んだ瞬間に自分が見ても惹きつけられるような見出し文を考える
・物語の要点をメモして、様々な視点で登場人物の感情を掘り下げる
・自分の感情と重ね合わせて置き換えるのが重要
・句読点を読みやすくなるようにきちんと使う
このようなコツが必要です。
また、読書感想文を書く上で気をつけていただきたいのが、読書感想文は、本が主役ではなく、書いている自分が主役だということです。
他の人には書けないような自分の物語を、読書感想文の本を通して作ってみて下さい。