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グローカルって何だろう?子供にもわかりやすく伝える方法!

よく耳にはするけれど、意味のわからない言葉が世の中には多いと思いませんか?

私自身、人との会話で使う言葉でも、『それってどんな意味?』と聞かれたら、うまく説明できないものがたくさんあります。

だけど、自分の子供に、『○○の意味を教えて!!』と言われた時に、きちんと分かりやすく説明できるお母さんでいたいですよね。

そんな、意味がよくわからないけれど頻繁に耳にする言葉、グローカルについて、分かりやすく説明したいと思います。

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グローカルという言葉の由来とは?

グローカルという言葉は、『グローバル』『ローカル』。この2語を繋ぎ合わせた造語だと言われています。

グローバルとは、『世界的に』、『地球規模』、『全世界』などといった、意味合いを持つ言葉です。

そして、ローカルには、『地域性』という意味合いがあります。

グローバルとグローカルの大きな違いとは!?

上記で説明したように、グローバル『世界』を表す言葉ですが、ローカル『地域』を表す言葉です。

この2つを組み合わせたグローカルは、世界的な発想で地域性を持つというような意味合いがあるのです。

そのため、グローバルな思考という言葉の場合は、世界的規模の考えという説明になりますが、

グローカルな思考というと、世界的な発想で地域性を持つ考えという説明になります。

『グローカル』という言葉に当てはまる具体例

グローカルに当てはまる身近なものは、たくさんあります。

大手のファーストフードや食品メーカーにはこの考えが採用されているのですが、具体例を挙げますと、

  • マクドナルド
  • ケンタッキーフライドチキン
  • IKEA

この3つが一番わかりやすいと思います。

ファーストフード業界はグローカル企業の代表

ケンタッキーフライドチキンマクドナルドは、日本全国どこにでもありますが、本拠地は日本ではありません。

本拠地はアメリカとなっていて、メニューに大きな差はありませんが、大きさ・味については地域性を大事にしており、

アメリカでは現地で好まれる大きさと味付けがされています。

一方、日本の場合は、日本人に合わせたコンパクトなサイズに、食べやすい味付けを施されています。

そのため、同じお店・同じ商品であっても地域性を大切にするからこその大ヒットを呼んだのです。

グローカル企業といえばIKEAも有名

食べ物だけではなく、IKEAのような家具でも同じことが言えます。

IKEAは、スウェーデンの企業であることはご存知ですか?

日本に上陸して今では店舗もかなり増えましたが、IKEAの社長は日本に進出する際に様々な試みを行いました。

たとえば、スウェーデンの本社に日本の間取りを取り入れて、どのような大きさの家具がマッチするのかを試行錯誤しながら、日本でも幅広く愛される商品を売り出したのです。

その結果、IKEAは、今では誰でも一度は耳にしたことのある知名度の高い企業へと発展しました。

最後に、グローカルを簡単に子供に伝えるには?

小学生にでも分かりやすく、『グローカル』の意味を説明するのならば、世界各国の食文化の違い・体型の違い・住環境の違いをまず説明します。

そして、

『同じものでも、そこに馴染むように当てはめるのがグローカルという発想なんだよ』

と、説明してあげるのが一番わかりやすいでしょう。

実際に、うちには小学校6年生の娘がいますが、上記のような説明をしたところ、

『そうなんだ~』

と、すっきりと理解してくれました。

ぜひ、皆さんも家族に分かりやすく『グローカル』について、説明してみませんか?