葛西臨海公園の一角にある葛西臨海水族園は、
今年で25周年。
まず、入ってすぐに見られる、
クロマグロの回遊・群泳に息を呑み、
巨体のクロマグロなどが悠然と泳ぐ姿を見ることで、
海の世界に入り込んでいきます。
すると、もう日常を忘れて、
海の神秘に魅せられ始めてしまう、
そんな癒しスポットなのです。
イルカショーなどはありませんが、
国内最大級のペンギン展示施設など、
充実した展示や、入園料が安く、
子供を連れて遊びに行きやすいということもあり、
週末や夏休みともなると、
大勢の人で賑わいを見せます。
とはいえ、比較的マイペースで回って
楽しめるところがいいところです。
水族園を回った後に余裕があれば、
葛西臨海公園で潮風を感じながら散策を楽しんだり、
地上117mの日本最大級の大観覧車
『ダイヤと花の大観覧車』から、レインボーブリッジ、
海ほたる、富士山、房総半島、東京ディズニーリゾート
などの大パノラマを楽しむこともできます。
今日は、そんな葛西臨海水族園の耳より情報について
ご紹介していきます!
葛西臨海水族園とは
平成元年(1989年)に、東京湾岸地区整備事業の一環で
上野動物園開園100周年記念として計画され、
開業したのが葛西臨海水族園です。
ここの目玉はクロマグロの群泳ですが、
他にも、世界各地から集められた様々な生き物や
東京の海の魚を展示し、『海と人間との交流の場』
となることを目指しています。
葛西臨海水族園に着くと、まずは地上30.7mに及ぶ
巨大なガラスドームの建物に圧倒されるのですが、
この中には大水槽で回遊するクロマグロがいます。
これは、外洋性の魚の群泳を、世界で初めて
実現したことで話題になりました。
また、100羽越えのペンギンの愛らしい姿、
そして600種以上の、世界中の海に生息する
生き物たちも見ることができ、
子供から大人まで、日常を忘れて、
海の世界を散歩することができます。
ふれあい体験のできる『タッチンフィーリン』などの
定例イベントのほか、これから夏休みに向けて
様々なイベントも企画されますので、
訪れる前にイベントチェック&予約をしておくと、
楽しみも倍増です。
葛西臨海水族園の気になる基本情報
開園時間: 9時30分~17時(入園は16時まで)
※変更の場合もあり
休園日:水曜日(休日の場合は翌日)、年末年始
入園料:一般/700円、中学生(要生徒手帳)/250円
65歳以上/350円
※小学生、都内在住・在学中学生は無料
※年間パスポートあり
※無料公開日あり
※詳しくは公式ホームページをご覧ください。
アクセス:JR京葉線『葛西臨海公園』から徒歩(約5分)
※車の場合は首都高湾岸線葛西ランプから約5分
駐車場:葛西臨海公園駐車場を利用
最初の60分/200円、以降30分毎/100円
葛西臨海水族園をガッツリ楽しむためのポイント
・1日に2回ある、解説スタッフによる正味45分の
ガイドツアーは、中身が濃くておすすめです。
時間が合えば参加してみると、
新たな発見があってより楽しめます。
・アカシュモクザメ、マグロ、ペンギン、
海鳥などの、食事の様子を楽しめる
エサやりの時間チェックは忘れずに。
アカシュモクザメは、火・木・土・日のみで14時から、
マグロは毎日14時半からと、
曜日によっては見られない場合や、午後に1回のみ
ということもあるので予め確認しておきましょう。
・ペンギンの生態の横にある、
ふれあいゾーン『タッチンフィーリン』では、
サメやエイを直接触ることができます。
10時半~12時、14時~16時の1日に2回で、
子供も大人も、おっかなびっくり触って
感触を確かめている人気コーナーです。
・マグロ関連商品が充実しているグッズショップを
じっくり見て回るのも、実はとても面白いです。
マグロ柄手ぬぐい、マグロのぬいぐるみ、
マグロの寝袋、まぐろチップス、まぐろサブレなど、
とにかくマグロづくしで、マグロLOVEなところに
愛嬌を感じて楽しくなってきます。
・グッズショップがマグロづくしなら
レストランもマグロに期待を!
様々なマグロメニューがありますが、
いざ口に運ぼうとすると、
大水槽で泳いでいたクロマグロの姿を思い出し、
皆一様に一瞬箸が止まります。
はみだし情報
・葛西臨海公園内にある
『ダイヤと花の観覧車』の半券を券売所で提示すると、
入園料が2割引きになります。
・葛西臨海水族園は半日もあれば回れるので、
子供連れの場合は、そのあと、
海辺で遊ばせるというパターンになります。
海水でびしょびしょになることも珍しくないので、
着替えやタオルは持って行きましょう。
最後に
葛西臨海水族園を、ぐるっとひと通り見て回るのに
かかる時間は1時間半から2時間ほど。
小さすぎず大きすぎず、
ちょうどよい規模と人気の施設です。
派手なパフォーマンスはありませんが、
世界で初めて水槽内でのクロマグロ自然産卵に成功し、
デリケートで飼育が難しいとされている
マグロを飼育しているという
国内でも特色ある水族館(水族園)なので、
訪れる価値があると評判でもあります。
ここでは、みどりの日5/4や、都民の日10/1、
開園記念日10/10など、年に数回の
無料公開日があるのもうれしいところ。
無料公開日はやはりけっこう混雑しますので、
人混みは苦手、ゆっくり楽しみたいという人は
別の日に訪れることをおすすめします。
生物に関する本や資料、
ビデオを見ることのできる情報資料室もあります。
小学生なら夏休みの自由研究にも大いに利用できるので
めちゃおすすめですよ!