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富士河口湖の紅葉2014見どころ案内!燃える紅葉に映える富士

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日本のシンボル『富士山』と紅葉のセッションを楽しめる河口湖

美しい紅葉の季節になると『富士河口湖紅葉まつり』が開催され、毎年多くの観光客で賑わいをみせます。

河口湖畔の400~500本にもおよぶモミジが一斉に色付き、その壮大さは圧巻。

そして、河口湖ならではの絶景といえば富士山と紅葉、さらに、湖畔に映り込んだ富士山と紅葉の、ダブルの映像を一度に拝めること。

風があれば湖面が揺れて、映り込んだ富士山と紅葉も合わせて揺られ、ここならではの紅葉狩りを楽しめます。

盛り上がりを見せる紅葉まつりはもちろん、2014年河口湖の紅葉の見どころを、あますことなくご紹介いたします。

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富士河口湖紅葉まつりとは?

毎年、紅葉が見ごろの秋に開催される『富士河口湖紅葉まつり』は、富士河口湖町の秋の一大イベントです。

赤や黄に美しく染まった紅葉を楽しめるのはもちろん、紅葉まつり期間中にはテントブースが出店するので、地元の物産を購入したり、軽い食べ物などを買って楽しむこともでき、観光気分も盛り上がります。

河口湖北岸の150mに渡って紅葉したモミジが道路を覆う『紅葉トンネル』もあれば、夕方からは燃えるような赤に染まった梨川周辺のモミジの古木『もみじ回廊』をライトアップする演出も。

もみじ回廊のライトアップは、月明かりに照らされた夜の富士山と紅葉がなんとも幻想的で、見る者を魅了します。

紅葉の見ごろと紅葉まつり詳細

例年、富士河口湖周辺の紅葉は11月上旬~中旬が一番の見ごろです。

主な紅葉樹種はイロハモミジです。

<富士河口湖紅葉まつり情報>

開催期間:11月1日(土)~24日(日)

開催時間:9時~20時(予定)

開催場所:河口湖畔河口梨川周辺

メイン会場:もみじ回廊(河口湖美術館通り)

見どころ:連日行われる『もみじ回廊』のライトアップ
     河口湖北岸『紅葉トンネル』

アクセス:富士急行線『河口湖』駅よりバス約11分
     
※車の場合は、中央自動車道『河口湖IC』、もしくは東富士五湖道路『富士吉田IC』より約10分

河口湖周辺の紅葉スポット

紅葉のポイント探しのコツは、広葉樹のある場所を探すことで、富士山周辺なら噴火の影響の少ない部分と考えられます。

そして、紅葉の順番としては、湖の南岸ではなく、北岸のほうから順に色付いていきます。

つまり、一面が赤や黄の紅葉というより、紅葉のグラデーションになっているのが河口湖周辺、いや、富士五湖周辺の紅葉の在り方であり、魅力なのです。

河口湖一体が紅葉スポットとも言えますが、とくにおすすめなのは、『もみじ回廊』『紅葉トンネル』、そして青木が原樹海の壮大なる紅葉です。

元気があれば、青木が原樹海の東端、西湖の南に位置する『紅葉台』まで足を伸ばしてみてください。

河口湖のおすすめ紅葉狩りルート!

紅葉狩りおすすめドライブルート

中央自動車道『河口湖IC』もみじ回廊 ⇔(河口湖自然生活館)⇔ 紅葉トンネル青木が原樹海 ⇔(紅葉台)

ルート案内&一口メモ

河口湖ICから車でまず向かうのは『もみじ回廊』です。

もみじ回廊とは、河口湖美術館通りに古木のモミジ約60本が並んだ通りのことで、夜のライトアップ時の前に、昼のもみじ回廊も楽しんでおきます。

ちなみに、もみじ回廊付近の県道21号は『もみじ街道』と呼ばれていて、こちらの紅葉もまた見事。

車から見た景色もこの通りです。

次に向かう紅葉スポットは『紅葉トンネル』ですが、その前に、河口湖自然生活館(大石公園内、火曜日休館)に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

河口湖自然生活館
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
TEL:0555-76-8230

時間があればジャム作りの体験もできますし、ショップにはブルーベリーをテーマとした食品や、香り関連の商品が並び、お土産にもピッタリです。

また、ちょっとひと休みをしたいときには、こちらにある『富士山の見えるカフェ』で、富士山を眺めながらのんびりお茶を楽しむこともできます。

寄り道した後は『紅葉トンネル』に向かいましょう。

紅葉トンネルは、河口湖北岸の桑崎と扇崎の間に位置し、モミジの木々からなる天然のトンネルです。

河口湖越しに富士山を眺められるビューポイントのひとつでもあります。

そして、ここまで来たら、西湖の東側にある青木が原樹海の壮大なる紅葉も見ておきたいものです。

青木が原樹海は、日当たりのよい国道沿いに紅葉が見られるので、車やバスからその美しさを楽しめます。

青木が原樹海のネイチャーランドに興味のある人は、レトロバスの到着に合わせて出発する、ガイドツアー(要予約)に参加するのもいいものですよ。

さらに元気のある人は、青木が原樹海東端にある『紅葉台』まで行ってみましょう。

紅葉台から眺める紅葉は息を呑む素晴らしさで、紅葉スポットとして人気が高いのもうなずけます。

とくに、紅葉台展望レストハウス(入園料:大人/150円、17時まで)からの眺望は最高ですよ。

河口湖周辺から、ちょっと足を伸ばして紅葉狩りを楽しんでいるうちに、時間もあっという間に過ぎてしまいます。

夕暮れ時からの『もみじ回廊』のライトアップに間に合うように引き返しましょう。

ライトアップまでまだ時間があるという人は、もみじ回廊そばにある『麗峰の湯』の足湯(無料)で疲れを癒すというのはいかがでしょうか。

西川温泉 麗峰の湯
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口字湖辺2720-2 猿まわし劇場 東
TEL:0555-76-7222

富士が生んだ名湯を楽しめます。

そして待ちに待ったクライマックス。

樹齢100年にもおよぶモミジの巨木が、ライトに照らされて美しく揺らめく様子は幻想的です。

意外と知られていない隠れた名所、河口湖猿まわし劇場の正面にある『一本もみじ』も一見の価値ありです。

まとめ

今回は、富士五湖のなかの河口湖周辺に絞って紅葉情報をご紹介しましたが、車で出かける人は山中湖や、西湖、精進湖、本栖湖、田貫湖のほうまでドライブ&紅葉狩りを楽しむのもおすすめです。

山中湖や田貫湖では、富士山頂に太陽が重なって輝く『ダイヤモンド富士』を見る事も出来ますよ。

湖畔から臨む紅葉と富士山の眺めを存分に満喫しましょう。

また、公共施設や近隣ホテルなどにも、観光をより楽しめるようにと、紅葉ポイントを設置しているところも点在しています。

通りがかりにチェックして、紅葉の新名所を見つけるのも楽しいものです。

どこの紅葉スポットもそうですが、紅葉シーズンは混雑しますので、できれば平日のほうがゆっくりと紅葉狩りを楽しめます。

とはいえ、紅葉まつりのほうは、例年土日の夕方を中心に様々な催し物が行われるので、そちらを楽しみにしているなら気合を入れて週末に出掛けましょう!