みなさんの爪は健康ですか?
女性は、流行のジェルネイルのせいで、爪の状態がよく分からないという方が多いと思います。
ですが、爪の状態を見れば、体の健康状態まで予測できると言われるほど、爪は健康のバロメーターとなるのです。
そんな、気になる爪の健康状態についてご紹介します。
爪の縦すじは病気のサイン?
爪を観察してみると、
- うっすら縦すじが見える人
- はっきりと縦すじが見える人
- 縦すじはないが横すじが見える人
- 爪が変色している人
- 綺麗な状態の人
以上のどれかに、皆さん当てはまると思います。
この中で、縦すじが見えるという人は、以下の事に注意してみてください。
縦すじの原因は、
- 老化現象
- 内蔵の疾患
- 栄養不足
- 睡眠不足
このようなことが考えられます。
なんだか体調が悪いなと思ったら病院を受診してみてください。
他にも、自分自身で思いつくことがあるようなら、生活習慣の改善や、食生活の見直しが必要です。
老化現象に関しては、体の中から若々しく保つ事を心がけて、ビタミンEなどの、抗酸化作用が期待できる食品を多く摂取しましょう。
爪を見れば健康状態が把握できる?
爪に何も施していない、健康な状態であれば、爪の変化で、ある程度の健康状態が予測可能です。
ですが、マニキュアやジェルネイル等を繰り返している爪は、爪自体が、そこでどうしても弱ってしまうので、身体の健康状態を判別することは難しくなります。
健康な状態の爪で、健康状態を判断する基準は、
- 爪の色・艶(つや)
- 爪の縦すじや横すじ
- 爪の凹凸
以上の3つがあります。
共通して言えることは、爪がピンク色で艶があり、凹凸もなくフラットな状態が健康的ということです。
※あくまで健康状態の目安です。爪だけで判断するのはやめましょう。
爪の色・すじ・凹凸で分かる健康状態
爪の色が黒ずんでいる場合は、肝機能の低下が疑われています。
また、白く濁っているときは、ネフローゼの疑いがあります。
爪表面に横すじがある場合は、貧血・ストレスなども関係しているので、様子を見てひどい場合は受診してみて下さい。
爪表面の凹凸は、栄養不足や体調不良、または皮膚病の恐れがある場合もあります。
正しい爪のお手入れ方法
爪には、きちんとしたお手入れ法があることをご存知でしたか?
爪なんて気にならないという方もいますが、爪をきれいに保つことで清潔感も維持できますし、男性から見て好まれる爪も、ネイルを施した状態ではなく、素の綺麗な状態です。
まず、基本的なお手入れ法を一緒におさらいしてみましょう。
1. 爪を切る
爪を切るときは、白い部分を1ミリ残して切るようにしましょう。
サイクルとしては、2~3週間に一度が目安です。
切ったあとは、目の細かいヤスリなどで軽く角を整えましょう。
2. 甘皮処理は自分で行わない
甘皮は、一見不要なように見えますが、細菌などの侵入を防ぐ大事な役割を果たしています。
たとえば、私たちの体に毛が生えているのは体を守るためです。
その毛は、一見ムダ毛に見えますが、本能的に肌を守ろうとする事から、自然と生えてきます。
髪の毛が一番多いのはそのためでもあります。
この原理と同じように、甘皮も、爪を守ってくれる大事な役割を果たしています。
甘皮処理を行いたい場合は、慣れないうちは、きちんと知識を学んだプロの方にお願いしましょう。
3. ハンドクリームなどで乾燥から爪を守る
爪も、肌と同じように、乾燥するとバリア機能が低下します。
きちんとハンドクリームやネイルオイルで油分を補給してあげてください。
4. 亜鉛のサプリメントを飲む
亜鉛が不足すると、爪は弱くなります。
そのため、亜鉛をサプリメントで補給してあげるのが良いでしょう。
ネイルをまめにされる方には、亜鉛は欠かせないサプリメントです。
最後に
爪の健康状態は、普段の食事が大きく影響します。
欧米化された食生活は、炭水化物を多くとりがちです。
出来るだけ、炭水化物は抑えて『タンパク質』を多く摂取するように心がけましょう。
タンパク質の中でもおすすめなのは、
- 大豆類
- 卵
- 鶏肉
等となります。
これらのタンパク質は筋肉をつくるのにも最適なので、プロポーションをよくする効果もあります。
ぜひ、実践して見てくださいね。