回を重ねるたびに、ますます盛り上がりを見せる『浅草サンバカーニバル』の、2015年開催日時が決定しました。
ブラジル・リオのカーニバルを彷彿とさせるサンバカーニバルが、歴史を感じる下町の浅草と見事に融合した、見どころ・魅力が満載の夏の一大イベントです。
見物のつもりが、いつの間にか体がリズムに乗って動いているかもしれません。
そんな浅草サンバのとっておきの楽しみ方をご紹介します。
浅草サンバカーニバルとは
浅草の夏の風物詩『浅草サンバカーニバル』は、1981年の開始以来、今年で34回目になります。
『浅草サンバ』の愛称で親しまれるようになり、毎年約50万人の見物客で大賑わいの、北半球最大のサンバカーニバルとも言われるほどになりました。
本場ブラジルの、リオデジャネイロのカーニバルを手本として、各チームが、それぞれのテーマに沿った内容で本格パフォーマンスを繰り広げる、ただのパレードとは一線を画した、真剣勝負のコンテストです。
開催日時
第34回浅草サンバカーニバル
2015年8月29日(土)小雨決行
13時~18時
パレードコンテストは13時30分からスタート
浅草サンバの見どころって何?
浅草サンバの最大の魅力は、各チームのテーマに沿った、パワーみなぎる艶やかなダンスと、個性溢れるコスチュームなどのパフォーマンスです。
チームのテーマに沿って、豪華な装飾を施した山車『アレゴリア』も、パレードを盛り上げてくれます。
昨年は、計26チーム、約4,700名が参加しています。
サンバチームは、その規模によってグループ分けされ、地域のブラスバンドなどによる『コミュニケーションリーグ』、企業チームによる『テーマ・サンバリーグ』、『S2』(第2リーグ)、『S1』(第1リーグ)の4つのリーグに分けられています。
S1とS2リーグでは、パレードの内容を、審査員と沿道の観客によるモバイル投票などの採点により順位が競われます。
S1リーグで最下位となればS2リーグへ降格、また、S2リーグの優勝チームはS1リーグへ昇級となるので、パフォーマンスにも力が入り、見応えがあります。
知っておきたいパレードコース
浅草寺の二天門前から馬道通りをスタート
↓
松屋デパートの前で右折して雷門通りへ
↓
国際通りに突き当たるT字路の手前がゴール
穴場スポット、裏技、役立つグッズなど
筆者おすすめの穴場スポット、裏技、役立つグッズから注意点などをご紹介します。
カメラマン殺到の人気撮影スポット
雷門通りと馬道通りの交差点付近は、絶好の撮影スポットなので、カメラマンでいっぱいです。
どうしてもここの最前列で見たいという場合は、早朝に行かないと場所が取れないかもしれませんので気合が必要です。
それ以外の場所でも、開催の1時間以上前に場所取りをしないと、シートに座っての見物は難しいです。
日陰のある穴場スポットで快適見物
ゴール付近の有料観覧席周辺に、ちょうどビルの影となる見物場所があります。
その日の天気にもよりますが、暑さに弱い方や、日焼けの気になる方、より快適に見物したい方にはおすすめです。
いい場所だけど熱中症対策必須の見物スポット
晴れの日の雷門通り北側は、炎天下での見物になります。
また、馬車通りのスカイツリー側も日陰がないため、炎天下での長時間見物はキツイかもしれません。
場所取りしなくても見物できる裏技
早くから行って、熱い中で場所を取るというのは体力を消耗して大変です。
開催時間の少し前に現地に到着しても、しっかりパレードを見物したいなら、ぜひ、踏み台になるものや脚立を持参しましょう。
前に大勢人がいても、人の頭越しなので、見通しがよく、しっかりと見物を楽しめます。
見物に役立つグッズ
- レジャーシート(携帯座布団などがあるとさらに便利)
- 帽子(混雑するので日傘はやめましょう)
- 日焼け止め(晴れなら確実に日焼けします)
- タオル
- うちわ、扇子(必需品とも言えます)
- 水分補給の飲料(多めに)
- 脚立、踏み台(人混みの中でもパレードをしっかり見られます)
見物する時の注意点とは?
パレードが始まると、大勢の見物客で、身動きがとれなくなりますので、トイレは事前に済ませておきましょう。
会場へのアクセス
パレードスタート地点に近い駅は、
東武鉄道『浅草駅』
パレード中間地点に近い駅は、
東京メトロ銀座線・都営浅草線『浅草駅』
パレードゴール地点に近い駅は、
つくばエキスプレス『浅草駅』
※すべて同じ駅名ですが、東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武線・つくばエキスプレスの各駅間の距離は約600メートルもありますので、見物したい場所に一番近い『浅草駅』を利用すると便利です。
まとめ
S1に昇格を目指すS2、S2への降格は避けたいS1の熱い闘いは、華やかでありながらも、気迫あるパワフルなパフォーマンスです。
各チームの特徴やテーマを知った上で見物すると、より楽しむことができるでしょう。
声援を送ったり、手を振ってアピールすると、ダンサーが近くまで来て踊ってくれることもありますので、みんなで頑張って応援しましょう!