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しなければならないことはたくさんあるのに、膝の痛みがあると、思うように体を動かすことができません。
膝の痛みは、身体も辛いうえに、精神的にもダメージが大きいものです。
そこで、そんな膝の痛みの原因と対策についてご紹介します。
膝の痛みが起こる主な原因と症状
人にはいくつかの関節がありますが、どうしても痛みの症状を発症しやすいのは膝ですね。
では、どうして膝には痛みの症状が現れやすいのでしょうか?
実は、膝の痛みの主な原因は、膝にある軟骨が擦り減ってしまうことなのです。
膝には軟骨があり、これがクッション材となって、人の体重を支えています。
硬い骨と骨が直接ぶつからずに、関節をスムーズに曲げ伸ばし出来るのは、この軟骨がしっかりクッション材の役割を果たしてくれているからです。
この、クッション材の役割を果たす軟骨は、酷使することで擦り減ってしまいます。
すると、ちょっとした衝撃でも膝に痛みが走ったり、常に違和感を感じるという症状をもたらします。
ひどくなると、膝をうまく伸ばすことすらできなくなってしまうので、早めの対策が大切ですね。
膝の痛みを発症しやすい人とは?
では、そんな膝の痛みが発症しやすい人というのは、どのような人なのでしょうか?
膝関節の酷使が軟骨の擦り減りをもたらすのですから、酷使してしまうスポーツをしている方が発症しやすいのは言うまでもありません。
たとえば、ジョギングや自転車、登山等を趣味で行っている方は、膝に多くの負担をかけてしまっています。
これらのスポーツを楽しむ方々は、特に膝のケアには気を付けなければなりません。
また、スポーツをしていない人であっても、膝の痛みを発症する可能性は十分にあり得ます。
たとえば、肥満傾向のある人。
体重を支えることが膝への大きな負担となりますので、体重が重ければ、それだけ痛みを発症する可能性も高まってしまうのです。
また、姿勢が悪かったり、骨が歪んでしまうようなクセのある方も注意が必要です。
O脚やX脚の方は、膝の一部分に負担が集中してしまう傾向があり、その部分の軟骨ばかりが減り、痛みをもたらしてしまいます。
それから、膝の筋肉の衰えというのも、膝に負担がかかる原因になります。
そのため、年齢を重ねて筋肉が衰えてくると、どうしても膝に痛みを発症しやすくなるのです。
膝の痛みを発症しやすい人の条件に当てはまる方は、できるだけ早く、予防するための対策を始めることが大切ですね。
膝の痛みの治療方法
膝の痛みを発症してしまった時には、悪化する前に治療を受けることが必要です。
膝の痛みの治療方法では、主に3つの方法が挙げられます。
保存的療法
痛みを和らげるための薬を服用したり、膝への負担を減らす装具を装着するなどして、安静にして治癒を目指す方法です。
温熱療法や運動療法などを用いる場合もあり、ほとんどの治療は保存的療法で行われます。
手術療法
保存的療法では治癒しない場合に用いられる方法で、人口関節を装着したり、脚の形を矯正するなどの手術が行われます。
水を抜く方法
関節に炎症を起こして水が溜まっている場合には、この、水を抜くという治療法が行われます。注射器によって水を抜くことで、痛みを和らげることができます。
膝の痛み予防法
場合によっては、日常生活にも支障をきたしてしまう辛い膝の痛み。
そんな痛みは、まずは予防をしていくことが大切です。
体重管理を徹底して、膝に大きな負担がかからないように注意することや、違和感を感じる時に、無理にスポーツをしたり動かしたりしないことは、膝の痛みを起こさないための基本です。
それから、栄養バランスのとれた食事をしっかり食べることで、軟骨成分をしっかり補給しましょう。
コラーゲンやコンドロイチン、グルコサミンを多く含む食べ物を積極的に食べると良いですね。
関節に良い食品として挙げられるのは、納豆やカニ、エビ、鶏の皮などです。
こういったものを食生活にとりれたり、サプリで軟骨再生に必要な成分を摂取してみるのも良いですね。
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まとめ
辛い膝の痛みには、様々な原因が考えられます。
できるだけ膝をいたわる生活習慣を心がけ、それでも痛みが現れた場合には、我慢せずに適切な治療を受けるようにしましょう。