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プール熱は大人も感染する?症状と予防策をわかりやすく解説

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気温も高くなり、いよいよ夏本番ですね。

夏は、海やアウトドアなどの、レジャーが
盛り上がる、楽しい時期ですが、冬同様に、
感染症に気を付けないといけない時期でもあります。

夏の感染症で、特に多いと言われているのが、

  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ
  • プール熱

この3つです。

そして、どの感染症も、感染力がとても強い
言われているので、小さなお子さんを持つ親御さんは、
十分な注意を払う必要性があります。

今日は、大人もかかることで有名な、プール熱
に関しての、症状予防策についてご紹介します。

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そもそもプール熱とは?

プール熱の正式な病名は、『咽頭結膜熱』と言います。
この病気の特徴としては、

  • 初夏(6月)から9月くらいまでが最も流行する
  • 幼児がかかる確率が高い
  • プールなどの水を介しての感染が多い
  • 感染力が強く大人も感染する

以上のことがあげられます。

この病気に感染している子の、目やに・唾液・便
などが、プールなどの水を汚染することにより、
ほかの子に感染する確率が高いと言われており、

幼稚園児などは、最も感染するリスクが高いという
統計があります。

プール熱の主な症状

プール熱の原因は、『アデノウイルス』だということが
判明しており、感染すると、発熱喉の痛み、そして、
結膜炎などが起こりやすいと言われています。

大体のケースで、喉の痛み結膜炎を発症して、
高熱が出ることが多いので、この3点が症状で
現れている場合は、真っ先にプール熱を疑う
必要性があります。

幼児より小さな赤ちゃんが、兄弟間などで感染した
場合は、下痢嘔吐などを起こす場合が多く、
稀に、細菌感染を起こして、重篤な症状が現れる
ケースもあるので、早めに受診する必要性があります。

プール熱の治療法とは

プール熱は、先ほどお話したように、
『アデノウイルス』による感染症なので、
基本的に特効薬はありません。

これは、感染しやすい手足口病ヘルパンギーナ
などにも共通して言えることです。

処方される薬としては、対処法として、炎症がひどい
場合の炎症止めや、高熱で苦しい時に用いる解熱剤
などが一般的です。

痛みや高熱により、水分補給や食事が一切取れない
という場合は、病院で点滴などを受けるケースも
ありますが、ほとんどの場合は自宅療養となります。

プール夏の予防策とは

プール熱に感染しないように気をつけるには、
まず、タオルの共有を避けるということが第一です。
これは、家族間であっても大切です。

そして、夏にプールなどに入る際は、
最後にきちんと目を洗い流したり
うがい手洗いを心がけることも大切ですね。

なお、プール熱に感染した場合は、
幼稚園や学校などは行くことが出来ません。

プール熱という診断をされた時から、『出席停止』
扱いになりますので、症状が治まるまでは、
お休みする必要があります。

このように、きちんとルールを守ることが、
多くの感染を防ぐ最大の予防策でもあるというを
忘れてはいけません。

プール熱は大人も感染する

子供を看病していた保護者が感染するケースは
非常に多いため、看病する際は、マスクをして、
消毒をきちんと行うなどの予防策を徹底しましょう。

大人が感染した例を見てみると、夏風邪によく
ありがちな、高熱・喉の痛み・関節痛などを
訴えるケースが多く、症状は、決して軽いとは
言えません。

ウイルス感染は、体力が低下していると、感染
しやすいので、お子さんの看病する際も、きちんと
休養して、睡眠時間などは交代するなどしながら、
確保するように心がけましょう。

プール熱のまとめ

プール熱は、基本的には『夏』に多い感染症では
ありますが、昨年の冬には、異例ではありますが
プール熱が冬場に大流行したのも記憶に新しい
ところですね。

基本的に、夏場に多い感染症であっても、冬には
起きないという保証があるわけではありません。

高熱・目やに・結膜炎・喉の痛みなどが、
症状として現れる場合は、冬であっても
プール熱を疑うようにしましょう。